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宗教の本質は反社会性にある!?/『完全教祖マニュアル』架神 恭介、辰巳 一世 著





こんにちは、シマダです( ̄^ ̄)ゞ




突然ですが皆さんはブックカバーかける派ですか?

私はかけない派です。「どうでもいいわ!」という声が聞こえてきそうですがご容赦を。


そんな私も、今回の本は電車の中で読むときにほんのちょっと周りの目が気になりました(笑)




完全教祖マニュアル』 (2009) 架神 恭介、辰巳 一世 著





完全教祖








【オススメ度】

☆☆☆☆

こんなタイトルの本ですがオススメです(笑)

・宗教そのものや各宗教の解説としても非常にわかりやすい点
・オンラインサロンやコミュニティビジネスなどに活かせる部分が多くある点

が良かったです。




【購読の目的】

起業家の古川健介(けんすう)氏がツイッターでオススメしており、タイトルからも興味を惹かれたため購読。
(ちなみにけんすう氏のオススメ後、同じような人たちによりアマゾンで売り上げが一気に伸びたみたいです(笑))





【感想・要約】

最初から最後までジョークで書かれてます(笑)


最後らへんに「本書の内容はジョークですので、本気になって教祖を目指さないでください」とかあるのかな?
と思って読んでいたのですが、最後までマジメにジョークの姿勢を貫いていました(笑)



教祖になろう!という内容ですが、オンラインサロンやコミュニティビジネスを考えている人にも参考になるかと思います。
まぁ自分をトップしてなんらかの団体をつくって、同じ方向を向かせて動かしていくっていうのは宗教的な面もありますよね。後述するように「なにか言う人=教祖」「それを信じる=信者」です。


また今回は本書で取り上げられている具体例までは触れませんが、
本書ではキリスト教・仏教・イスラム教・ユダヤ教などの具体例も出しておりそれぞれが何故そのような考えや教え、戒律になっているのかなど、宗教の入門としても非常にわかりやすいです。




章立てとしては以下の通り


序章 キミも教祖になろう!

第一部 思想編

 第一章 教義を作ろう

 第二章 大衆に迎合しよう

 第三章 信者を保持しよう

 第四章 教義を進化させよう

第二部 実践編

 第五章 布教しよう

 第六章 困難に打ち克とう

 第七章 甘い汁を吸おう

 第八章 後世に名を残そう



以下、印象に残った箇所です。

宗教を起こそうという人は少ないと思いますので(笑)、
ご自身が作られる何らかのコミュニティーに置き換えて考えてみてください。




序章 キミも教祖になろう! より


「教祖の成立要件は以下の二要素です。つまり、「なにか言う人=教祖」「それを信じる=信者」。」
「誰か一人でも鵜呑みにして信じたなら、あなたはその瞬間から教祖と言って良いでしょう」

「教祖は人をハッピーにするお仕事」




第一章 教義を作ろう より


「神は困っていれば助けてくれる便利なお助けキャラではなく、困っていること自体を肯定する存在だと言えるのです。・・・(中略)現実社会の問題点に即して、いま必要とされる神を作れ、ということです。」


宗教の本質というのは、むしろ反社会性にこそあるのです。特に新興宗教においては、どれだけ社会を混乱させるかが肝だということを胸に刻んでおいて下さい。・・・(中略)なぜ、新興宗教が反社会的になるかというと、そもそも新興宗教はその社会が抱える問題点に根差して発生するものだからです。」
「宗教の役割は社会に迎合することではなく、むしろ、社会通念に逆らってでも、正しいと信じることを主張すること
「あなたのすべきことは、①社会の基準で幸せになれない人を見つける、②反社会的な基準を与えてその人を幸せにする、ことだと考えて下さい」


ここで著者が仏教の反社会性に触れ、「仏僧はニート以下!」と断言したのには笑ってしまいました。





第二章 大衆に迎合しよう より


「元々の仏教も浄土教も、最終目的は同じく仏になることでしたが、浄土教なら苦労は死んでからすればいいので、とりあえず現世では苦労したくない一般人も気軽に信仰できたわけです。あなたの宗教も、一般人に教える時はこのくらいまでレベルを下げるべきですね」

現世利益として「その人が良いと思うことを素直に実行させる」=宗教という「理由」を与える




第三章 信者を保持しよう より


困っていないから宗教に頼らないならば「彼らを困らせれば良いのです。・・・(中略)キリスト教も仏教も、「お前は自覚はないかも知れんが、実は生きてるだけで困ってるんだぞ」と言っているわけです」
組織を固めるという意味でキリスト教の「予定説」が非常に有用。「これは簡単に言うと、信者が神を信じるのは信者自身の自発的意志によるものではなく、神が「信じさせてくれている」のだというものです。ということは、神への信仰心が持てない人は自発的意志により神を信じないのではなく、「神から見捨てられている」わけですね。」





第四章 教義を進化させよう より


義務がある方が実はハッピーになりやすいのです。」

「普通の人は新興宗教の言ってることは頭から疑ってかかりますが、科学だと言い張りさえすれば、無条件で信じるところからスタートしてくれるのです。・・・(中略)あなたが現在において新興宗教を作るなら、最も適切な手段は「科学的体裁を取ること」です。」





第五章 布教しよう より


「宗教勧誘が対象とするのは今困っているあなたではなく、将来困るかもしれないあなたなのです。・・・(中略)また、手当たり次第に布教をしていると、自分の宗教のどういうところは一般人にも受け入れられて、逆にどういうところは拒否されるのか、それもわかってくることでしょう。

「宗教をやっていく上ではイベントを開くことも重要です。信者全員が集まるような大規模なイベントばかりでなく、気軽に行える小さなイベントも定期的に行っていきましょう。・・・(中略)新しいコミュニティに入れば、新しい知り合いや友達ができます。しかも、彼らは同じ価値観や目的を共有してるわけですから、当然話が合います。仲間意識も生まれます。





第七章 甘い汁を吸おう より


「まず、オススメしたいのが本の出版です。・・・(中略)信者の数だけは売れますからね。教祖だけは例外的に、出版を安定したビジネスへと変えることができるのです。」
「もちろん、書籍は新規信者獲得にも役立ちます。・・・(中略)それに、信者の立場からしても、教えが書籍として形になっていた方が安心できるはずです。」


「宗教ならば「日常生活に不要なものまで売りつけられる」のです(例えば数珠)」

「免罪符を売ろう」「キリスト教は人々が何となく抱いている不安に「罪」という説明を与え、それを「免罪符」で軽減することで、これ(購入者の側に免じるべき罪の意識)を可能にしていたわけです。」

この節の【コラム】免罪符でキミもマリアを犯そう! とかタイトルだけでもやばすぎますよね(笑)


「たくさん寄付をすればするほど教団の中で一目置かれるような、そんなシステムを作り上げましょう」

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プロフィール

シマダ

Author:シマダ
宮崎出身。会社員をやめて、大阪で好き放題生活中です。
読書は好きですがつい無駄な時間を過ごしてしまうことも多いので、月に10冊を目標として本を読んでいます。
余裕でいけそうなら目標を上げます(笑)
普段は物販などをしております。
写真は宮崎市の人情横丁。雰囲気グッド。

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