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競争相手が増えるのは、自分たちにとって味方が増えること/『鈴木敏文 商売の原点』 緒方知行 著




こんにちは、シマダです( ̄^ ̄)ゞ



前回の稲盛和夫氏の『実学』の記事に引き続き、
偉大な経営者つながりということでセブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長兼CEOの鈴木敏文氏に関する本です。





鈴木敏文 商売の原点』 ((2006)講談社+α文庫) 緒方知行 著



商売






【オススメ度】

☆☆☆☆

最近は24時間営業に関しての問題視等もあり、今後人手不足やAI導入によって小売業界もどうなっていくのかは見えないところはございますが、少なくともセブンイレブンを小売業No.1に育て上げた鈴木敏文氏の思考の一端に触れることができます。





【購読の目的】

以前記事を書いた、『ビジネスマンのための「読書力」要請講座』小宮一慶 著の中で取り上げられており、またその本を読む以前から鈴木氏に興味もあったため今回購読。






【感想・要約】

鈴木敏文氏の30余年にわたる全体会議での速記録を元に作られたものです。



章立てとしては以下の通り


第一章 商売の基本原則

第二章 お客様の心をつかむ

第三章 すべては信用から

第四章 熱意が人を動かす





商売の基本四原則として
品ぞろえ、鮮度管理、クリンリネス(清潔)、フレンドリーサービス
を第一章の冒頭で書かれております。
基本的にこの基本原則に則って話しをされており、非常に一貫性のある方だという印象を受けます。





以下、私が印象に残った箇所です。
徹頭徹尾、基本の大切さを説いておられます。

基本的にぶっ飛んだことなどは言っていませんね(笑)
わかってはいるかもしれないが、おろそかにしてしまうことなどの大切さがわかります。


競合を味方だと捉えているのには目からウロコが落ちました。

また、消費は心理学の領域になっている、という記述も確かにそうですよね。
本当の意味でお客様の立場に立つことが大事だと思います。






第一章より

「小売業は、つねにお客様の立場に立ってものを考えなければなりません。
お客様のサイドに立って考えたときに、お客様にとってそれが得か損かを考えるのであって、一方的にこちらが得になることだけをおしつけていたのでは、商売は長続きはしません。
お客様にとっての得は、必ず私たちにとっての得にもつながってきます。
商売の上手な人と下手な人の差は、ここにある
のです。」

売り上げが下がるのは、競合のせいではなく、お客様から見て、その店の価値を比較できる物差しができた結果にすぎないのです」





第二章より

いまの消費は、完全に心理学の分野に入っています
しかし、多くの人は、いまだにこれを経済学の分野だと考えています。・・・(中略)安さだけではなく、価値を感じられるような商品、他店にない新しい価値のある商品を店頭に陳列することが重要になってきます。」

商売では、いかに自分を客観的に見ることができるかが大切です。
お客様の立場に立てば、どういう状態にしたら売れるか、この商品がこの店ではどうして売れないのかが明確になるはずです。」





第三章より

「同業他社のコンビニエンスストアが、たとえばおでんのテレビCMをやっているとしたら、それは自店のおでんの宣伝もしてくれているのだとありがたく思うべきです。
他社におでんの宣伝をされては困ると感じるのは、自店のおでんに自信がない証拠です。

・・・(中略)もちろん、おでんにかぎらず、あらゆることがそうです。
このようなとらえ方をすれば、競争相手が増えるのは、自分たちにとって味方が増えることになると言えるわけです」



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シマダ

Author:シマダ
宮崎出身。会社員をやめて、大阪で好き放題生活中です。
読書は好きですがつい無駄な時間を過ごしてしまうことも多いので、月に10冊を目標として本を読んでいます。
余裕でいけそうなら目標を上げます(笑)
普段は物販などをしております。
写真は宮崎市の人情横丁。雰囲気グッド。

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